upppiは縦読みコミック(タテコミ)・イラスト・小説が無料で楽しめるサービスです!
作品を編集する
Renta!さんにて絵ノベル『ビーストゲーム ―淫獣ト学生ハ愛シアウカ』が配信されました。http://renta.papy.co.jp/renta/sc/frm/item/90427/
今は1巻無料ですので、よろしくお願いします!
表紙はイラスト担当の七海かずささんから頂きました。
「デスゲーム」「閉鎖空間に集められた学生」「生徒会」「幼馴染」「執事」「媚薬」「〇〇しないと出られない部屋」……色々、詰め込みました!
こちらは、そのビーストゲームがもし参加型ゲームだったら……という体で作成した初期情報になります。
「ビースト・ゲーム」PBeM版 第1ターン初期情報
※こちらの情報は小説「ビースト・ゲーム」がもし体験型ゲーム……PBeMになったら……という前提で作られた初期情報です。
(PBeMは参加型のゲームで、出された情報を元にプレイヤーがキャラを作成しアクション=行動をかけ、物語を作っていくゲームです)
ルールは原作そのままのものを出しております。
後に出す、登場人物のアクション公開・本編と合わせてお楽しみいただければと思います。
(本編のみでもお楽しみいただけます)
本当にゲームに参加することはできませんのでご注意ください。
――――――――――
『8人の中に淫獣(ビースト)2人
勝利を求め殺し合う
昼の疑惑が淫魔を追い詰め
夜の淫魔は精を求める
疑惑の毒から逃れる手段はただひとつ
淫魔から逃れる手段もただひとつ
――それは真実の愛
叶わぬ想いに苦しむ貴方
誰かは貴方に片想い』
◇◇◇
『いらっしゃいませ、ご主人様。ビースト・ゲームへようこそ』
耳に入ったその声に、あなたは覚醒した。
瞳を開けると飛び込んできたのは、執事の映像。
「え……?」
茫然としているあなたに、映像の執事はうやうやしく礼をした。
いや、それは執事なのだろうか。
身に付けている衣装はかっちりとしたジャケットとタイで、いかにもな執事の恰好だ。
しかし異彩を放っているのはその帽子。
目が隠れる程目深に被った柔らかそうな帽子には、まるでぬいぐるみのような目鼻と角がついていた。
目と鼻はデフォルメされた小さなものだが、角だけは妙に本物のような質感を持っていて、まるで被っている青年自身の頭から生えているかのようだった。
『これより、ビースト・ゲームの時間です』
つい執事に見入っていたあなたに執事は構わず話を続ける。
どうやらここは教室のようだった。
ようだった、というのは、教室にはつきものの大量の椅子と机がそこにはなかったからだ。
そこには机と椅子が数個……どうやらここにいる人数分向かい合わせになって並んでいる。
そう、気付けばあなたと同様に呆然と執事の話を聞いている人間が数人いた。
(あ……!)
その中の一人を見つけたあなたは息を飲んだ。
その人物は、あなたがよく知っている人物だったから。
いや、それどころか――
『御主人様方、準備はよろしいでしょうか』
「いや、ご主人様って! 誰だよお前!」
話を続ける執事に、誰かがやっと突っ込んだ。
それはあまりにも当然の突っ込みだった。
そもそも、ここはどこなんだろう。
ビーストゲームとは一体何なんだろう。
『私は今回のゲームで御主人様のプレイが円滑に進むよう補佐する役割を担った執事です』
執事は丁寧に答えながら話を進めていく。
『――そして、この場にいる御主人様方は全てビーストゲームに参加する資格を有しているのです』
あなたは執事の説明に思わず聞き入っていた。
『資格――片想いを、しているのです』
その言葉に、貴方をはじめとしたこの場にいた者は一瞬口をつぐむ。
『この場にいる誰かが、ここにいる誰かに片想いをしているのです。それは重なることのない、一方通行の想い。――正確には、そんな片想いの袋小路に陥った方々だからこそ、こちらにいるの御主人様はゲームに参加することになったのです』
執事はビーストゲームの説明を淡々と続けていく。
『それでは、ご理解いただけたところで――ビースト・ゲームを開始いたします』
――――――――――
●マスターより
あなたは、理不尽なデスゲーム「ビースト・ゲーム」に参加することになりました。
ルールをよくご確認の上、なんとか生き抜いてください。
また、生き抜くのではなく別の目的をもって行動することも可能です。
以下のルールを確認し、必要事項を必ず記入してアクションをかけてください。
※大前提――ここにいる人物は、全員が誰かに片想いをしています。
あなたが誰に片想いをしているのかは、ゲーム参加時に個別でお知らせしてあります。
また、あなたの役職が『学生』なのか「淫獣』であるか、そしてあなたの部屋となるクラスも同様にお知らせしてあります。
話し合いは投票部屋で行いますが、それ以外の自由時間はあなたの部屋で過ごすことができます。
≪ビースト・ゲームルール≫
・8人の学生の中に、学生の姿をした淫獣が2人潜んでいる。
・昼の時間、黄昏の時間、夜の時間に分かれて行動ができる。
<昼の時間>
・学生たちは話し合いの上淫獣の疑いのある人物を指名し多数決で“被疑者”を決定する。
・被疑者は拘束され薬を打たれ黄昏の時間を過ごし、夜までに助けが来なければ死ぬ。
<黄昏の時間>
・昼と夜の時間の間の“黄昏の時間”に、“被疑者が愛している人物”が助けに来て被疑者と交わった場合は毒が消え、被疑者は再びゲームに参加することができる。
(交わる=性交)
・被疑者を助けに行く人物が複数でも、そこに“被疑者の愛する人物”が混じっていれば被疑者は助かる。
・被疑者を助けに行く人物が淫獣であっても、被疑者は助かる。
・被疑者が本当の淫獣だった場合、被疑者は助かっても助けに行った者は死ぬ。
<夜の時間>
・夜の時間になると、淫獣は学生一人を選び、交わることでその学生を殺害する。
・夜の時間、学生は自分以外の人物一人を指名し求愛することができる。その相手も自分を求愛していた場合、二人は交わり合い“恋人”同士となる。“恋人”となった学生二人は、その夜に限り淫獣に襲われても死なない。
・もし求愛する相手同士が一致したとしても、他の人物が当人や相手に求愛していた場合は“乱交”となって、恋人にはなれない。
・求愛した相手が淫魔だった場合は死ぬ。
・夜の時間が終ると、黄昏のターンと夜のターンの結果発表。自由時間を経て昼のターンへ。
・淫獣を全て殺せば学生の勝ち。
・学生の数が1人になったら淫獣の勝ち。
●第1ターンアクションに必須記入事項
・次回のリアクションでは、昼の時間―投票の時間までを扱います。
・あなたは淫獣が誰なのかを考え投票しなくてはいけません。
投票する人物を参加者の中から選び出し、必ず明記しておいてください。
参考選択肢とアクションサンプル
1.必ず生き抜く
「●●に投票する」
こんな理不尽なゲームに参加する云われはないが、参加するからには生き残らなければならない。
できれば、自分が片想いをしている〇〇にも生き残ってほしい。
そのためにまず自分たち以外の人物を標的にするべく、●●を陥れようと思う。
ゲーム参加時点から●●は動きが怪しかったし、もしかすると本当に淫獣なのかもしれない。
話し合いの時にその点を挙げ、全員の意見を●●へと誘導する。
2.愛に生きる
こんなゲーム、どうせ勝てっこない。
なら自分は勝敗はどうでもいいから、片想いの相手と結ばれることを重視したい。
片想いの△△に、夜に恋人同士にならないか口説いてみる。
投票相手は、●●。
3.その他
ゲームの謎を解き明かしたい。
このゲームに素直に乗りたくない。
ゲームのルール通りに動いたとしても、最終的に人死には免れない。
だから、少しでも早くこのゲームについて調べ、ゲームからの離脱方法を考えたい。
まずは――(以下略)
投票相手は、●●。
└お久しぶりにございますwww愛美でっすww続きを書こうかと思うとなかなか思うように行かなく、行き詰まっていましwww今回の作品もまた新しいものなので、続きが書け…
└BL年下攻・性描写あり。恋愛なんてゲームと思ってた・・・。浮気性のワガママ男、千早は興味本位で同性である正樹と付き合うことにした。全力で甘やかす男に心地よさを感…
└パリを舞台にした美術留学生とそのモデルのお話です。BLです。いいタイトルが浮かびませんでした…(恥)タイトル考えるの苦手です;
└“これは、ただ、焦ってるだけなんだ。”昔から幼馴染の岸に対して、何か特別な感情があるのではないかと考え始めた澤。 決してこの気持ちは恋ではないとずっと否定をしつ…
└憧れと片想い。コンビニの店員さんとお客さんの話です。