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シリーズ:異世界転生したら女になっていました
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奴隷オークション 2412文字

 

 《グリード王国》
 《ジャックタウン》のとある館。

 パーティー会場大広間には今日のために貴族達が集まっていた。

 「ふむ、非常に良い料理だ、これをもうひとつ頂こう」

 「なんというんですかね?この料理は」

 「すいませんね、この料理は作らせたが良いけど名前が決まってません」

 テーブルには数えきれないほどの料理が並んでいる、肉料理、魚料理、デザート諸々。
 その料理の一品一品の前には顔写真と番号がたててある。

 「顔も良しで飯も美味しいものをつくれるとは今回はこいつが目玉か?」

 「そうでございますお客様、我が奴隷商団体、粋の良いピチピチの奴隷を今回ご用意しました。他にも獣人や力強い男などもおりますゆえ、どうぞごゆっくりと」

 「ホッホッホこれは今回も荒れそうじゃのぅ」

 王族や貴族がワインや料理を食べながら賑やかに話してる。

 そう、この館は奴隷商団体「女神の翼」の館。
 この時期になると調教した奴隷達を売りに出す。
 いわばこの貴族たちは奴隷を買いに来ているのだ。

 「最近奴隷商人がめっきり減っちゃってねぇ、なんでもグリード王国の国王自信が奴隷を買い占めたとか?」

 「あらそうなの?国王ともなるとカード残高無限のカードですし、奴隷商人が一生働かなくていい額を提示したんでしょうねぇ」

 「誠に遺憾であるな、我らですら手にしたことのない無限カードとやら、手にしてみたいものですな」

 「そんな中でもまだ『女神の翼』は奴隷を集めてくれて助かるわぁ」

 「そうよねぇ、ここに来れなかった方達も嘆いていたわ、なんでも奴隷を何人か殺しちゃったとか」

 「あらあら、馬鹿よねぇそういう遊びもあるけど逆にそっちの方が処理が面倒なのに」

 みんなそれぞれの世間話をして、話が落ち着いた頃に周りが暗くなり、正面の壇上に大きなモニターが出た。
 そしてその傍らにシルクハットを被った中年のおじさんが出てきて。

 「みなさん、よくお集まりになられました!本日我ら女神の翼の奴隷販売が間もなく始まります、買ってもらった奴隷は何しても構いません、ですが、今回特別に一人だけレンタル料金になります、しかし、その奴隷をレンタルして頂いた方は損しません、何故ならそれほどまでに綺麗で美しく主人に忠実な完璧な奴隷です。きっとこの奴隷を買ったお客様は夜にその奴隷を奪うために暗殺などされるかもしれません。それほどまでに美しい!価値の高い宝石のようなものです!」

 レンタルにすることでみんながチャンスがあるので暗殺などリスクの高いことをしてその特別な奴隷を盗もうとする奴はいなくなるのだろう。
 待てばいいのだから。

 「さぁ!今回の奴隷の数は百人!では商売開始!」


 そして奴隷商売がはじまった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 「さぁ、次の檻は29番と30番!この奴隷達は顔は微妙だが力仕事が大自慢!お屋敷に何か建てたい方や裏コロシアムで使われる方、はたまた冒険者に登録し稼がせるなど力が強いだけでこんなに使い道が!」

 「どちらも合わせて100万」

 「29が200万」

 「30が500万」

 「さぁ!29が200万30が500万でました!どうでしょうか?」

 「29に300万!」

 「30に750万!」

 「どちらもあわせて4000万」

 「おーっと、これはどちらも同時購入で4000万です!他にいますか?居ないようですね、終了!落札者はグリード王国のマルユウさん、おめでとうございます。奴隷は後に簡易冷凍睡眠カプセルにいれて送らせて頂きますね。」
 
 会場がヒートアップしていく中ついにその時が来た。

 その人物がモニターに写し出された瞬間みな一瞬で何も喋らなくなりモニターの女性に釘付けだ。
 檻の中には赤い髪の獣人と見るからに美人。
 この世の綺麗と可愛さと気品。
 あらゆる全てを揃えた容姿の美女が服を着て座っていた。
 まるで、そう。神話の女神の様な。

 「美しい......」

 「なんて可憐なんだ」

 「神はあのような娘をなぜおつくりになった」

 「あの肌、舐めまわしたい」

 「父上、あの女性を私の嫁に」

 「バカ者、奴隷を嫁には出来ぬ」

 「さぁ、みなさん始まりますよ、では紹介させて頂きます。今回の目玉!レンタル奴隷!35番!見た目は説明しなくてもわかりますね?さらにこの奴隷は見たこともない調理法でベルドリの肉を調理し、あの料理をつくりました!さらには家畜を育てる才能もあり、この奴隷の育てた家畜は肉の室が最上位ランクに相当するような美味しさになります!まさにパーフェクト!もう一人の34番は......」

 「35番に一億!」

 「いや!俺は一億五千!」

 「あれは私の部屋に飾りますわ!二億!」

 みなが説明を待たずに我よ我よと掲示しだす。
 しかもこの奴隷商売初の一人に億超えだ。

 「契約はレンタルなので最高一年です。では!どうぞ!」

 「えぇーい!レンタルなどまどろっこしい!」

 「しかし、あれだけの美貌それも仕方なし」

 「くそ!一年で二億五千万!」

 「一年で三億!」

 「さぁ、三億です!他に居ますか?一年で三億!居なかったら終了になりますが?」

 「3ヶ月で四億」

 みなが上限一杯の中一人。
 明らかに価値がはねあがる一言が響いた。
 みながその人に注目する。
 その人は白髪の細身のおばあさんだった。

 「なんだい?みんなして見て。あの女にはそれほどの価値があるのをみな解ってるさね、それを安く買おうだなんて言ってる暇なんてないよ、とりあえず私が3ヶ月借りてみてみるからここは私に譲るさね」

 「さぁ、3ヶ月レンタルで四億、他に居ませんか?居ませんね?では!落札者は《ミクラル王国》《ナルノ町》ブールダ様!おめでとうございます!後に取り扱い書と一緒に冷凍カプセルで送らせて頂きます。」

 「ちっ、まぁ3ヶ月なら待っていいだろう」

 「父上、ダメかな?」

 「3ヶ月なのに四億はうちには無理だ、赤字になっちまう」

 「ブゥー」



 

 そして、奴隷商売が一段落した後。
 35番は3ヶ月四億というあり得ないほど高い額を叩きだし冷凍カプセルに入れられ搬送されるのであった。

 










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コメント

作者紹介

  • しぇいく
  • 作品投稿数:93  累計獲得星数:2
  • みなさん初めまして。
    しぇいくともうします。小説家なろうで
    「異世界に転生したら女になってました。」
    を連載中です。
    是非気になる方はよろしくお願いいたします♪
  • 関連URL
    異世界に転生したら女になってました。:https://ncode.syosetu.com/n4914fc/

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