私はこの世界で生きるのはもうやめて、自殺することにした。
「さようなら、世界。さようなら、自分…」
私はマンションの屋上から飛び降りた…
目が覚めると、真っ暗な部屋の中だった。
「ここはどこ…？あなたは…誰？」
誰かがそこにいた。
「初めまして。私は貴方の姉よ。あなたは特殊能力を持っているから生まれつき喋れるのね。名前は…そうね」
「待って。意味が分からない。貴方は姉？ありえないよ。私は一人っ子だし。っていうか、特殊能力？本の世界じゃあるまいし。そんなものあるわけ…（自分の体を見る）え？これ…私？（口を触る）…牙が生えてる…どういうこと？」
「だから、貴方は、ドラキュラでしょ？そんなこともわかんないの？とりあえず名前は、凛（リン）ね。あ、私の名前は麻鈴（マリン）よ。」
ど、ドラキュラ！？私、転生したら、ドラキュラになっちゃってた！？

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