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シリーズ:変死体
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変死体

作者:狐狗狸

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
  • 編集協力者:

    詩。君の為ならなら何でもしてあげよう。彼が恋した相手は・・・


    登録ユーザー星:1 だれでも星:2 閲覧数:193

    変死体 626文字

     


    微笑む君はうっとりしていて
    俺の首筋を指でなぞって
    舐めていた

    君の為なら何でもしてあげよう
    この命でさえ捧げてもかまわない
    実際に出来る事なんてたかがしれてる
    そう思いながら吐いた言葉
    嘘ではない
    それはたしかだった

    君の事は全て知っているつもりだった
    冷静なふりをしながら調べ尽くしたのだから

    微笑む君は妖艶で
    唇赤く染めて
    俺の頬にキスをした

    見てしまった
    知ってしまった
    君の秘密

    誰にも言わない
    誰にも言えない
    君の秘密

    月が静かに光っていて
    木が風に押されて
    君の目が妙に光って見える

    君に触れる事ができず
    ただ弄ばれて
    声をあげることもできず

    さよなら、そう言っておきながら
    あとをつけた
    君はその事に気がついていたんだね

    体が熱くて
    苦しい
    痛みがだんだんと遠のいていく
    視界がぼやけて何も見えない

    俺のこと好き?

    その問いすら口が重くてできない

    たしかにそこにいる君のぬくもりが
    消えてしまいそうで
    不安にかられる

    今は何時だろう?

    ふと
    君は俺に覆いかぶさって
    耳元で囁いた

    さようなら


    そうして君は俺の血を全て啜って
    どこかへと行ってしまうんだね

    俺の手の届かない所へと


    体が冷たい
    薄れゆく意識の中で

    再び君の歯が首筋にたてられた気がした・・・

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