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シリーズ:首刈り女王
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首刈り女王

作者:やん

  • 無料作品 有料作品:¥0(税込) R18
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    学校の生徒だけが狙われる殺人事件。
    その学校では生徒にまぎれている首刈り女王。
    あるクラスの人たちが首刈り女王とゲームをすることになったお話。


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    首刈り女王 6798文字

     

     僕の通う高校である噂がある。
     それは、首を切り取る殺人鬼がこの学校に居ると言うことだ。
     僕らの学校では毎日、一人の生徒が行方不明になる。
     行方不明になった生徒は、居なくなって次の日に学校の自分の席に座っている。
     だけど、戻って来た生徒は皆還らぬ人となっている。
     しかも皆、首が無い。
     警察は必死に生徒の首を探すが、決して見つかることは無かった。
     毎日起きることだから、僕ら生徒は怯える毎日だった。
     そして誰かが殺人鬼の事をこう言った。
    「首刈り女王」
     僕ら生徒は皆、殺人鬼のことを首刈り女王と言うようになった。
     そして僕の親友である拓也が勢いよく教室に飛び込んできた。
     拓也は僕らのクラスの新聞部。
     拓也は貴重な情報を手に入れたと言って教卓の前に立ち、話出した。
    「皆、今職員室で聞いた話だが学校閉鎖はしないそうだ」
     拓也が最初の言葉にクラスの皆は動揺した。
     こんなにも人が死んでいるのに学校閉鎖はしないとなると、僕らはこの学校で首刈り女王と同じ空間に居ることになる。
     クラスの皆は口々に不満を言った。
      女子の中ではあまりの話で床に倒れる人もいた。
     そして拓也は、話はこれだけじゃないと言って話を続けた。
    「皆が驚くのは解るが、驚くのはこれだけじゃないんだ。一番重要なのは、首 刈り女王は顔の良い子だけを狙っていると言う事。そして首刈り女王に狙われる生徒は家か学校の自分の机に手紙が届くらしい」
     そしてクラスの皆は一斉に一人の生徒に眼を向けた。
     皆の目線の先に居たのは勝也だった。
     勝也はこのクラスでアイドルの仕事している人だった。
     もし拓也の言う通り、首刈り女王は顔の良い生徒を狙っているのなら、次に狙われるとしたら勝也かも知れないと皆は思った。
    「待ってよ、皆。俺が狙われるとは限らないだろう」
     確かにそうだ。
     勝也が狙われるとは限らないと皆は思った
     しかし、もし勝也の家にあるか机の中に手紙が有るとしたらありえるだろうと、誰かが言った。
     勝也はそれを聞いて机の中を確認した。
     机には手紙らしきものは無かった、だけどまだ狙われていないと言う事にはならない。
     家に勝也宛に届いている可能性もあるからだ。
     そして勝也は突然鞄を持って教室を出た。
     きっと、家に届いていないか確認しに行ったんだと僕は思った。
     勝也が帰った後、皆不安げな顔になっていた。
     僕も怖くて身体を震わせていると拓也が僕の肩を軽く叩いた。
    「大丈夫だ。お前に何かあったら俺が助けてやるよ」
     拓也はそう言って笑顔を見せた。
     僕は拓也の顔を見て少しだけ不安が亡くなった。
     拓也はいつだって僕の味方で居てくれる。
    「じゃあ、僕も拓也が危なくなったら助けるよ」
    「おう。死ぬ時は一緒だぞ」
    「うん」
     僕たちは右手を掴んで誓った。
     お互いが危なくなったら助け合おう。もし助からないときは共に死のうと誓ったのだ。
    「良いなぁ。私もその誓いに混ぜてよ」
    「近藤」
     僕らの間に割り込んできた、近藤美咲さん。
     近藤さんは僕と拓也の誓いに混ざりたいと言いだした。
     僕らは近藤さんも混ぜて、三人で誓い合った。
    「近藤、あまり無茶をするなよ。お前は女なんだから」
    「大丈夫。二人は私にとって大事な友達だから死なせはしないんだから」
     近藤さん、薄っすらと笑顔を見せた。
     そして夜、事件が起きた。
     夜の八時頃に勝也のお母さんから電話が来た。
    「そちらに勝也は来てない?」
     僕は来ていないと答えると、勝也のお母さんは泣いていた。
     電話を切ると、僕は思った。
     勝也の家に届いていたのだ、首刈り女王からの手紙が。
     勝也はきっと首刈り女王に遣られたんだと僕は思いつつ床にしゃがみ込んだ。
     そして生きていることを僕は願った。
     次の日、僕は学校へ行った。
     そして恐る恐る教室の扉を開けようとした時、教室から女子の悲鳴が聞こえた。
     僕は急いで扉を開けると、窓際の席に首の無い死体が座っていた。
     しかもその席は、勝也の席だった。
     その席に座っていると言う事は、首の無い死体は勝也だと頭の中で過ぎった。
     そしてクラスの連中が次々と教室に来て驚いた。
     そして誰かが叫んだ。
    「何だよ、これは!」
     僕らは声のする方に顔を向けると、黒板に血で書かれた字が眼に飛び込んだ。
     黒板に書かれた言葉をこう書かれていた。
     このクラスに居る人たちに告げる。今からこのクラスの人たちでゲームを始める。死にたくなければこのゲームに参加すること。今から君たちの携帯にメールを送る。読み終わり次第ゲームを始める。
     そして突然一斉に僕らの携帯にメールが届いた。
     僕はメールを読むととんでもない事が書いてあった。
     このクラスに首刈り女王が居ると言うのだ。
     そしてゲームは、この中に居る首刈り女王を見つけることだ。
     だけど制限時間がある。
     一時間立っても見つけられなかったら、罰ゲームでこのクラスから一人殺される。
     一時間が経つに連れて次々と殺される仕組みだ。
     僕らは沈黙になった。
    そして、女子が突然携帯を床に叩きつけて言った。
    「もう嫌。どうして私がこんなことしないといけないの? 死ぬのなんて御免よ」
     そう一人の女子が叫んだ瞬間、突然何かが僕の顔に浴びた。
     手で触って見ると生温かい、赤い液体だった。
     そして顔を上げると、目の前に首の無い身体が立っていた。
     首の無い首元から赤い液体が大量に溢れ出して来た。
     さっき飛び散って顔に浴びた赤い液体と同じ色をしていた。
     そして首のない身体が僕に向かって倒れてきた。
     僕は同時に足を滑らして倒れると首の無い身体が僕の身体に伸し掛かっていたのだ。
     首の無い身体から流れてくる赤い液体が僕の制服を赤く染め上げていった。
     そしてクラスの皆が叫んだ。
     だけど僕には皆の叫びが声が聞こえなった。
     ただこの赤い液体が何なのか、何が起きているのかが頭に過ぎった。
     そして理解した。
     顔に浴びた赤い液体は先ほど携帯を床に叩きつけて叫んでいった女子の血で、今僕に伸しかかっているこの首なしの身体はさっきの女子生徒だと言う事。
     全てを理解した時、僕は大声を上げていた。
     全身が震えった、早く立たないと思うと身体が上手く動かなかった。
     汗っていると突然僕の肩に何かが触れた。
     僕は震えながら後ろ見ると、そこに居たのは拓也と近藤さんが立っていた。
    「大丈夫だ。一度深呼吸して俺の手を掴め。そして遺体を見るな、今起き上がらしてやるから」
     僕は拓也の言う通りに一度深呼吸して首なしの身体を見ないように拓也の手を掴んだ。
     拓也は手を強く掴み、起き上がらしてくれた。
     近藤さんは自分のハンカチを取り出して、顔に付いた血を拭き取ってくれた。
    「慎司、学ランを脱げ。血の付いたままじゃ、落ち着かないだろう」
    「うん」
     僕は拓也の言う通り、学ランを脱いだ。
     そして突然携帯が鳴りだした。
     携帯を見るとメールが一軒来ていて、見てみると差出人は首刈り女王だった。
     皆メールを見て息を飲んだ。
     
     僕らに届いたメールにはこう書かれていた。
     ゲームに参加しないと言ったらその人の首を刈る。
     もし君たちがこのゲームに勝てたら、君たちには二度と手は出さない。
     そしてルール変更する。
     この学校に居るのは君達しか居ない。
     なので、この学校全体でゲームをする。
     私はこの学校の何処かに居る、君たちはこの学校に居る私を見つけることだ。
     では、ゲームを始める。
     そしてクラスの誰かが言った。
    「皆、ゲームに参加しよう。たかがゲームだ。
    ゲームに勝てれば俺たちは助かるんだぞ」 
     そう誰かが言うと皆頷いた。
     僕らは今此処に居る誰かが居ないか確認をすると、居なくなったのは一人だけじゃなく、五人居なくなっていた。
    「田中と明」
    「華月と東雲」
    「村上が居ない」
     僕らは居ない人の名を上げた。 そしてこの五人の中で一人だけ首刈り女王が居ると皆は確信した。
     僕らは三十分経ったらこの教室に戻ると決めて各自バラバラになって捜しに行った。
     僕は拓也と近藤さん、三人で探すことにした。
     各教室丁重に調べたが五人の姿は無かった。
     僕らは一階の全体を探し終わると、丁度三十分経ちそうだったので教室に戻ることにした。

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    • やん
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